こんにちわ。
来週月曜日から水曜日にかけて、十数年に一度クラスの寒波がやってくる予報がでています。ここ数年、水道管やエコキュートが凍結するほどの寒波はなかったので、今回の寒波には充分な注意が必要です。そこで各メーカーのエコキュートの凍結予防対策をまとめましたのでご参考になさってください。エコキュートの取扱説明書にも記載されていますので、お手元にございましたらそちらでもご確認いただけます。
まず、どのメーカーにも対応する、基本的な凍結予防対策です。
浴槽の循環口から10センチ以上お湯を残しておきます。お風呂あがってお湯を抜かなければ基本的に大丈夫です。エコキュートは外気温が3度以下になると自動的に凍結予防運転をしますのでお風呂の残り湯を循環させることによって凍結を予防します。ただし凍結予防運転を、初期設定で意図的に解除しているとこの機能は働きませんので、一度確認されることをお勧めします。
各メーカーの凍結予防対策へのリンク
①ダイキン
②コロナ
③MITSUBISHI (PDF)
水道管の凍結予防対策
外気温が氷点下になるような日には、水道管などの設備が凍結し、給水が不能になる事があります。最悪の場合は設備が損傷したり、水道管が破裂してしまうことも考えられます。
水道管凍結を防止するための3つの方法を解説します。
水道管が凍結すると水が出なくなるだけではありません。水が氷に相変化すると僅かに体積が増えて膨張するため、水道管に亀裂が入ったり破裂するおそれがあります。凍結はなるべく避けなければなりません。
凍結を予防するための方法を解説します。
1.水道管の保温
水道管や蛇口など断熱材が巻かれていない部分に、布や気泡緩衝材などを巻き付けてテープで固定し、熱が逃げないようにします。
メーターボックスの中では間がむき出しのことが多いため、カバーを掛けたり布を詰めたりして保温します。
なお、地中やや深いところに埋められた配管は、さほど凍結の心配はありません。
2.水抜栓の使用(水落とし)
寒冷地で水抜栓(みずぬきせん)の設備がある家庭では、冷え込むことが予想される夜は寝る前に水抜き(水落とし)をします。
手順1:家の中の蛇口を全て閉める
手順2:水抜栓を操作する(完全にハンドルやレバーが止まるまで閉める)
手順3:家の中の蛇口を全て開ける(トイレのレバーなど含め全て開ける)
手などをあてて蛇口が軽く空気を吸い込む感触を確認する
手順4:家の中の蛇口を全て閉める
3.水をチョロチョロ出しておく
水抜栓がない場合などは、夜間に蛇口を少し開けて水をチョロチョロと出しておくと凍結しにくくなります。たまった水は洗濯などにご使用ください。
2,3の対策は主に夜寝る前に行いますが、厳冬期に数日間家を空ける場合なども同様の対策を行ってください。
もし水道管が凍結したら
水道管の凍結した部分が表に見えている部分であれば、タオルなどをかけてぬるま湯をゆっくりかけてください。床下部分など立ち上がり管が凍っている場合は、管に添わせるようにしてぬるま湯を少しずつゆっくりとかけてください。
このとき、熱湯は使用しないでください。水の体積が急激に増えると水道管が破裂するおそれがあります。
万が一水道管に破裂などの損傷が発生してしまった場合は、大元の止水栓を閉めたうえで当社までご連絡ください。