オール電化のお客様へのお知らせ

すでに関西電力からのお知らせで、ご存じのお客様もいらっしゃるかとは思いますが、2022年7月1日より電気料金の大幅な見直しがされました。以下、関西電力から届いている案内文をそのまま引用します。

関西電力からの重要なお知らせ

いつも関西電力の電気をお使いいただき、ありがとうございます。

弊社は、2022年7月1日から、時間帯別に料金単価を設定している「はぴeタイム」等の新規受付を終了した一部電気料金メニュー(下記)について、昼間時間帯の料金単価を引き下げ、夜間時間帯の料金単価を引き上げ、深夜運転機器を対象とした割引を廃止することとしました。

近年、太陽光発電の設置拡大や省エネルギーの進展等に伴い、お客様の一日の電気のご使用形態が大きく変化しています。昼間の電気需要が減少する中で、電気給湯器の普及やライフスタイルの多様化等に伴い夜間の電気需要が増加し、発電にかかる昼間と夜間の差が縮小しています。

見直しを行う電気料金メニューは、これまで電力需要が多い昼間は燃料費の割高な発電所の運天が必要となるため料金を高く、需要が少ない夜間は料金を安く設定していましたが、このたび、上記の変化に伴う発電コストの変化を反映し、一部電気料金メニューを見直しするものです。

弊社は、サービスプロバイダーとして、今後もお客様のライフスタイルに合わせて様々なサービスやソリューションを提供するとともに、電化の推進に向けた取り組みを新たに展開し、より多くのお客様にお選びいただけるよう努めてまいります。何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

見直し対象の電気料金メニュー    はぴeタイム・時間帯別電灯・季時別電灯A・深夜電力A・深夜電力B・第2深夜電力

以上の文面が送られてきた内容です。

・・・・・わかったようなわからないような、、、

要するに、夜に電気をたくさん使うようになって、昼間は太陽光発電の電力がたくさんあるから、夜間の電気代を上げて昼間を下げる、っていうことらしいです。なんだか、いままでさんざん電気代がお得になるオール電化を勧めておいて、電力の需給バランスが変化したという理由で料金の値上げをするって、勝手な気もしますが。

でもしょうがないですねぇ、世の中何もかもが値上がりの波が押し寄せてますからねぇ。

そこでですが、何点か注意していただきたいことがあるのでお知らせいたします。

①この料金改定によって、お客様ご自身で何かお手続きをしていただく必要はまったくない、ということです。こういったタイミングで必ず出てくるのが「詐欺」です。関西電力の名前をかたって、点検、機器の交換等を言葉巧みに誘導してくる詐欺集団が必ずあらわれます。怪しい電話、メール等にはくれぐれもご注意ください。

②料金の改定は行われますが、変わらず深夜の電気料金のほうが昼間の電気料金よりもお安いということです。デイタイム(10時から17時)は約5円/kw、リビングタイム(7時から10時・17時から23時)は58銭/kwh、それぞれ安くなります。ナイトタイム(23時から7時)は4円50銭/kwh、高くなります。以下に改定後の料金表をあげますのでご参考にしてください。写真ですみません。

③この改定により、無くなる割引があります。写真にもありますが「通電制御型蓄熱式機器割引」が廃止となります。一般的にいうところのマイコン割引、というものです。通電制御型(マイコン型)のエコキュート・電気温水器・蓄熱暖房機をご利用のご家庭は、この割引をご利用できていたんですが、残念ながらなくなってしまいました。1kVAあたり132円ですので、エコキュートをご利用されている場合、各ご家庭にもよりますが一般的に3kVAの契約になっていますので約400円、実質値上がりとなります。蓄熱暖房機をご利用のお客様は契約の容量が大きいので、かなり影響があると思われます。救いは、オール電化住宅割引の10パーセント割引は継続される、ということでしょうか。

相次ぐ値上げラッシュで疲弊している家計に更に追い打ちをかけられる状況ではありますが、無理のない節電省エネで乗り切っていきましょう!

 

 

 

 

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