LIXL 住まいStudio OSAKAに行ってきました

残暑お見舞い申し上げます。毎日毎日、相変わらずの元気な太陽さんですねぇ。我々、外での仕事が多い職種の人間には耐えがたい暑さが続いております。おまけに遂に滋賀県にも新型コロナウイルス感染症の蔓延防止措置がとられてしまう事態となり、出口の見えない不安を感じている今日この頃です。

そんな中ですが、先日、大阪南港にある『LIXL 住まいStudio』に行ってまいりました。もちろん万全のコロナ対策を講じた上での研修となります。長くなりますので前編と後編に分けてご紹介いたします。

 

長浜市からですと高速を利用しておおよそ2時間半ほどで到着します。南港ですんで、まわりにはユニバーサルスタジオジャパンや海遊館などがあります。ま、コロナ禍が収まるまではそちらには当分行けそうにありませんが。2枚目の写真は館内からWTC方向を見たものです。ちなみにこの日の大阪は全国1位の最高気温38.9℃を記録した日でした。夏空が暑そうです。

1階、2階はLIXL商品の展示スペース、3階がこちらのメインの体験型ショールームとなっています。まずは3階から行ってみます。ちなみに現在は新型コロナウイルス感染症対策として、1時間ごとに1グループの完全入れ替え制で案内しておられます。また全員にビニール製の手袋の着用をお願いされています。

さて、体験型、何を体験するのか?

LIXLが開発されている、SW工法(スーパーウォール工法)を使った、高気密高断熱の住宅の性能を、実際に再現されている寒ーい真冬のお部屋にはいって体感を体験する?変な日本語になってしまいましたが。順にお伝えします。

まずは昭和55年基準の住宅を再現してあるお部屋から。ちなみに部屋の外は外気温0℃に設定されています。部屋の中は20℃のエアコン暖房がかかっています。

現在、日本に建っている約7割がまだこの頃の基準以前に建てられた家です。

 

壁の断熱方法はグラスウールの厚みの薄いものです。よく解体するとこのグラスウールが下にデロデロって落ちていて、肝心の壁本体は完全に空洞化しているのをよく見かけます。サッシも1枚ガラスで窓の近くは冷え冷えです。床もスリッパを履いていないと凍るように冷たいです。

次に、今の家。平成28年の省エネルギー基準で建てられた家です。

最近新築されたお家は必ずこの基準をクリアーしています。

 

このレベルになると、暖房の効いている部屋はそこそこ暖かく感じます。サッシもペアガラスになり窓まわりも多少寒さは和らぎます。しかし、暖房の聞いてない部屋(廊下やトイレなど)に入ると逆に気温差が大きくなり、ヒ-トショックの原因にもなりかねません。

最後に、これからの家です。スーパーウォール工法で建てられた、HEAT20 G2レベルの断熱性能を持つ家です。

HEAT20の基準に関してはこちらをご覧ください。HEAT20とは? (断熱材メーカーさんのブログです)

このクラスになると、ほぼ寒さは感じません。スリッパ無しでも足元は全然冷えてきません。先ほどの今の家では他の部屋との温度差が10度近くありましたが、こちらでは5度以内に抑えられています。つまりは家中どこの居室もほぼ同じ温度で生活できる、ということなんです。自分の家もこんな風にしたいなぁ。。。。。

3部屋を体感した後、外の気温がどんな感じかを体験します。真夏のこの時期に0℃の体験、最初は気持ちいい(⌒∇⌒)ですが、入ってすぐ、凍えそうになりました。ここで驚いたのが、サッシを触った時の温度差の違いです。昔の家は窓ガラスがそんなに冷たくない、これからの家は逆に冷たい、つまりは昔の家は部屋の中から暖気がガラスを伝わって外にどんどん放出しているっていうことなんです。なるほど、これではどんなに部屋の中を暖めても寒いわけだ、と納得してしまいました。

最後に夏の日射を体験できるお部屋も案内していただきましたが、今回はここまでとさせていただきます。

住まいStudio大阪のホームページはこちらから。

スパーウォール工法に関しての詳細はこちらからどうぞ。

次回は最新のLIXLの商品についてアップしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PAGE TOP