またまた漏水です

先日の日曜日に連絡をいただき、漏水の調査にお伺いしました。築40年ほどのお家で、昔からのお付き合いをさせていただいている地元のお客様です。私たちの父親が会社で現役で仕事をしていた時代に建てられた家で長く大切にお住まいいただいてます。

漏水に気が付かれたのは、水道の検針票をみて「んっ?なんじゃこりゃ?」「水道料金が3倍くらいにはねあがっている~!」

そう、見えないところでの漏水はよほどのことがない限り検針票が来るまで分からない事がほとんどです。漏水しだしたタイミングにもよりますが、へたすると4・5ヶ月気が付かないままということもあります。皆さんも水道の検針票はちゃんと毎回チェックしてくださいね(⌒∇⌒)

さて、今回の漏水箇所は前回のようにトレーサーガスを使った検査(以前の記事参照ください)をするまでもなく発見することができました。キッチンに向かっている上水道と井戸水の塩ビ管、写ってはないですが奥にお湯の銅管の配管があります。このあたりが怪しい、とまずは直感しました。そこで、耳をコンクリートの犬走にあてて音を聞いてみると「シューーーーー」という音がハッキリと聞こえました。100パーセント確定、と思いさっそく掘ることにします。

ありました。写真では塩ビ管から漏れているように見えますが、その下にある銅管に直径1ミリほどのピンホールが開いていました。エルボー(90度に曲がっている部材)付近で銅管の保護材が巻かれていなくて腐食が進んでいます。また配管が上から上水道、井戸水、給湯配管、排水管と折り重なっていたため一番接近している井戸水の配管を一旦外してからでないと配管のやり直しができない難しい状況でした。

井戸水配管を取って問題の銅管を切り取った状態。

まずは銅管の取り換えです。

銅管に保温材を巻いて、井戸水を元通りに復旧します。ここまでおよそ3時間かかっています。

埋め戻し。この後はモルタルで復旧して無事完了となります。もう1か所、ごく微量ではありますが漏水を発見したのでそちらも直します。

散水栓ボックスの中が常に濡れている状態でした。こちらも掘って調べましたが配管からの漏れはなく、どうやら蛇口から漏れているようです。カッチカチに締めればなんとか止まるような状態だったのですが、新品と交換いたしました。

お施主様から「キッチリ水が止まっていて気持ちいい」と言っていただきこちらも嬉しい限りです。

皆様も検針票のチェック、お忘れなく(⌒∇⌒)

PS・今日はなんか頭がまわりませんで、へんてこな文章でした。

 

 

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